2011年6月30日木曜日

メディアヒーラ

マイコーweekが終わったらモチベーション下がってサボってしまった(^◇^;)
マイコーについてしゃべらせてくれーーっヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

という気持ちをおさえて。。。っと。



今日のレッスンでは

後ろ → 横 の動きをしっかりやった。

昼のクラスも夜のクラスも。


いわゆるメディアヒーラの 後ろ→横→前 の部分で


女性 → 後ろ(後退)のときのしぼり
横にペッと開くのは すなわち しぼりがほどけること

男性 → 後ろオチョのリードを胸でほどかせる
= つまりステップではなく
= つまり胸で運ぶ ということ


男女ともこの感覚を身につけることは
すごくすごくすごーく大事なことだと思うのです。

この動きは非常にタンゴ特有なものであって
これさえ覚えれば他の動きはほぼすべてクリアするんじゃねーか ってくらいだと

私には思えるわけです。


メディアヒーラ というひとつのカタマリで言えば
初級クラスの要メニューであって

生徒さんから 「そろそろ中級クラス出てもいいですか?」と仮に
尋ねられれば 「メディアヒーラを何回かやったならいいですよ」 と
お答えしているような そんなステップなのです。



でも もちろん それではメディアヒーラを何回もやればいいか ってことではなく 色んな動きをたくさん色々やってゆく中で全体がまとまってくるものなのだから
メディアヒーラだけやってればいいってことじゃ
ぜんぜんないんですけどね。。


ともあれ その初級クラスのメニューであるはずの
メディアヒーラ とくに 後ろ→横 にスポットをあて、
すでに少なくとも1年以上タンゴを続けてる方が集まる中級クラスで
これを練習することは大変意味のあることだったと

今日はすごく実感しました。


ステップ ステップ ステップ

ともかくステップを覚えることに必死 という時期は誰にでもあります。
誰もが通過するとこです。

レッスンも最初のうちは、ステップ ステップ ステップ ばかりで
授業が進んでゆきます。


が、その時期をどっかで終わらせることができるのは
自分自身 ですよね。



メディアヒーラをステップで動こうとせず
身体の使い方に本当に着目できるようになったときは

一歩その人のタンゴが前進するときなのではないか、と

私は思うのです。



今週の金曜日 スロータンゴは身体のディソシエーションについて です。



ではまた(^-^)/









2011年6月17日金曜日

僕の i ぽん

どーやらアプリの問題ではなく
i ぽん に問題ありの様子。。。Σ(゚д゚lll)。。。

よく落とすんですよね・・私が悪いのです・・

2−3日くらい前から
























こんなのが出るようになりました。
すみません。後ろはマイコォで・・・

アクセサリってなんだよ?ケースのこと?
落としてもう割れちゃってるこのケース?

そしてこれ ↑を消して1分しかたってないのに























ちょうどdocomo は i ぽんに手ぇ出さないという
公式発表の悲しいニュースを読んでるときでてきたこの画面。
ってゆーか 2分おきくらいにでてきて
うるさいったらありゃしない。

これはイタリアから帰って以降、この半年間ずっとずっと
5分おきくらいにでてくる。

ネットワーク設定ちゃんとやってんのにでてくる。何度も。


で、ブログのアプリは下書き用なのです。
電車の中で気づいたことなどをどんどん下書きに書き溜めるのですが、
どんどん書いてると あとで読んでもうタイミングがずれてたり
あまりにもくだらなかったり(←これがほとんどです)
で、ボツを削除して整理したりしてますが、

どうも画面をピンチして拡大したり、タップしたりする
反応が著しく低下してきてる気がする。
そろそろ 疲れてきているのかもしれないですね。
色々な点で「もうだめ〜ぇぇぇ・・・ε=( ̄。 ̄;)」といった
様子にみえます。



それよりdocomoさんに ああハッキリ言われてしまっては
諦めるより仕方なさそうですね。
docomo love なのに悲しいです。

docomoはもう「世界のdocomo」にいくことを諦めてしまったの
でしょうか。
i-mode とか おさいふ携帯は便利ですが「ニッポンのdocomo」
ですな。


早く i ぽん 5 だか 6 だか出ないかなぁ〜・・・・・。




どうして?

あ〜あ
書いては消え
書いては消えじゃー ばっかみたい ┐(´-`)┌


なんか投稿アプリとの相性が悪いみたいです。


せっかくのマリオ・アナベシャもなくなっちゃった。




今日の初級クラスでは「足をはさむ」「足をはさまれる」を
やりました。


「先生、どうして はさむんですか?」




うーん
タンゴで どうして を考え出すと どれもこれも意味はない気が・・・




行って戻ったりする動きを練習したりするとき
「戻るなら行かなきゃいーじゃん」と言って
怒られたことがあります(;´∀`) 




どうして踊るんですか?


そこに音楽があるからです。




いひひ( ̄皿 ̄)




2011年6月3日金曜日

フレーズ

パブロがクンパル生を褒めてくれた嬉しいことの一つが
音楽のフレーズが体に入ってること です。


この教室では音楽のフレーズを勉強するクラスとかがあるの?
そーいうセミナリオをやってるの? と聞かれました。


彼が私にそれを尋ねたのは レディースクラスをしているときで
女性が横一列に並んで カミナンドを練習しているところを見て のことでした。


アニータは「それぞれのタイミングで好きなときにスタートしていいですよ」と
言ってましたが 
ちゃんとみんな音楽を聞いて ちょうどいいフレーズを待って進み始めてました。


今月のクンパルTime's にも このことは少し触れましたが


「タンゴの音楽にまったく馴染みのない人に対して、あるいは
ぜんぜんダンスに馴染みのない人に対して、音楽にはフレーズがあってね・・
といったことをレクチャーするのはとても大変なんだ。


地道にコツコツと身につけていかなくてはならない部分があって
僕らのようにブエノスに来る観光客にタンゴを教えたり
僕ら自身が外国へ教えに行ったりする場合、ほんの少ししか関わり合えないのだけど
でも僕らの得意とするリズムのとり方や、僕らのミュージカリティとはどーなのか を
出来るだけ伝えたいよね。 でもさ その大前提として
タンゴのフレーズをある程度カラダに入ってるかどうか ってすごく大きいんだよね。

クンパル生すごいよ。 みんなそのフレーズで動いてるもん。
他のレッスン見てても感じたよ。」


と まあ そのようにお褒めいただいたわけです。

どんなに鼻が高かったことか。
ピノキオみたいに伸びていってしまいそうでした(;´∀`)


では、どうして みんなにはそのフレーズが身についたか・・わかりますか?


レッスンで毎回 毎回 地道にコツコツ どのクラスにでる人も
必ず全員してることと言えば?


最初のカミナンドですね。




入門〜続・入門クラスまでは
動き始める前に 「2 3 4 ハイ」 と 動く前に3拍ぶん声をかけるように
しています。
初級クラスでは「3 4 ハイ」と2拍前に声をかけ
中級クラスでは「サン ハイ」と1拍前か あるいは何も言わないで動き始めるかも
しれません。


でもちゃんと 4小節目 あるいは 8小節目でプレパレーション(カラダの準備)をし
1小節目や5小節目から動きをスタートさせることの
心地良さと呼吸が身についてきてるわけですね。




レッスンの最初に お相手と組む前にまずは自分のバランスを整えることと同時に
これから共有するテンポをカラダの中に取り入れることは
やはりとても重要なことですね。


それぞれの曲のベースとなっているテンポや心地良いフレーズが
カラダに自然に入るようになって
そこから先 メロディーや裏のテンポや それぞれの楽器が役割分担されている
細かなリズムをとったり
わざとためたり はずしたり ということが出来るようになりますね。




音楽をよく聞きましょう。


やっぱりそれが上達のポイントですから。








今夜のYOGAも気持ちよかったです('∀`)























2011年6月2日木曜日

藤城清治の影絵

私にとって 藤城清治さんの絵といえば
まぎれもなく「キンダーブック」なのです。


いわゆる絵本雑誌って感じだったかなぁ?
わかりますか? 幼稚園の頃見てたような・・・
ああ、歯医者さんとかにも置いてあった気がする・・・


藤城さんの影絵と出会いは そのキンダーブックが最初だったと
思っているのですが・・
記憶が曖昧です。


あるいは東京電力のCMかもしれない。


藤城清治さんは今年87歳だそうです。
バリバリ現役で最近では爆笑問題の太田さんがつくった物語の
挿絵を完成させています。


その藤城清治さんの自宅スタジオ展が4月からありまして
好評で6/12まで期間延長されてるとのことでしたので行ってきました。



「生きるよろこびと幸せの展覧会」
とあります。


会場すべてが写真撮影OKで
入場するとすぐに
フクロウが出迎えてくれます。










そしてカワセミ


このカワセミが大きな声で
ケタケタケタケタ鳴くんです。


驚きます。


犬も猫もいます。


生きものにお出迎えしてもらうって
新鮮で嬉しくなります。





通路は狭くて暗い小部屋に幾つも仕切られていて
作品は後ろからライトに照らされて並んでいます。






もう 見た瞬間
 うわ〜〜っ これこれ!
って感じでわくわくします。

なんとも言えない幻想的な世界 でもちっとも幼稚さはない
影絵だけど温かい。


この観覧車の絵は 前が水槽になっていて
水に絵が写り 両サイドは鏡の仕掛けがついており
覗き込むと ずーーーーーーーっと先まで
この世界がどこまでも どこまでも繋がって見えるようになっています。





私のすぐそばで 老夫婦が同じように覗き込んで見てましたが
ふあ〜 とか ひぁ〜 とか 文字にし難い感嘆の声をあげ
 これは一見の価値ありだな・・・ とつぶやいていました。
思わず ほんとですね と答えてしまいそうになりました。






↑これはカルピスに提供してたときの作品。

←館内を歩いてちょうどいいタイミングでカルピスの
無料サービスがあり
小さなカウンターで自由に飲んでいいようになっています。

冷たくて美味しくて
やっぱり子供の頃を思い出します。


藤城清治さんといえば 
メルヘン 小人 とんがり帽子 動物 自然  
そーいったキーワードが思い浮かびますが
国内をご旅行されて得たインスピレーションによる作品なども
数多くありました。




これは 京都清水寺







広島の原爆ドーム

写実だけにせず 平和の願いを込めた色を加えているところが
いかにも藤城さんらしい作品に仕上がっています。



そして小さい頃きっと見てる 宮沢賢治の銀河鉄道の夜






























木 葉
木陰の美しさと月の陰影が絶妙すぎてため息がでます






猫相撲です。
貴乃猫  猫背山  赤尾猫
藤城さんもお相撲が好きなのでしょうね。
































欲張ってどれもすべて写真に収めてきました。
全部紹介したいような気持ちですがここまでにしましょ。


芸術というのは作者が亡くなったあとも、作品は語り継がれ残ります。
が、作者が現役のうちに作品展を見ることができるのは
とても幸せなことだね とおぎりんと話ました。


「生きるよろこびと幸せの展覧会」とありましたが
本当にそのとおりでした。


藤城さんの絵には 生きとし生けるものへの感謝とよろこびに溢れて
いるから感動するのです。
私達はみんなこの地球に生かされていること。
動物も植物もみんな同じ仲間であるということ。
あたり前の真実に気付かされます。


87歳。
まだまだお元気で 素晴らしい絵を書き続けてください。









般若心経

ハビエル&カーラとも アニータ&パブロとも鎌倉へ行ったお話は
もうしましたよね?
これはほとんど私の趣味に付き合わさせたようなものですが
やはり外国人にはかなりウケがよかったと思います。

特に私は 鎌倉といえば 竹寺として名高い 報国寺の大ファンです。











空気が澄んでます。
この竹林はそれほど大きくないのですが、
この竹を見ながらお茶とお菓子を頂くこともできます。











苔が本当に美しいです。
非常によく管理がされていると思います。


御朱印はご存知ですか? ごしゅいん と読みます。
以前は、写経をした際 お寺から書いて頂くものでしたが
今では写経を納めなくても訪問の際には 頂くことができます。

それぞれのお寺にあるマークのようなものです。



これが報国寺の御朱印です。

ハビカラにもパブアニにも 4人それぞれに
御朱印帳を買ってプレゼントしました。

1件 1件 お寺を巡るたびに、書いてもらいます。

彼らにこれを説明するのは 大変で
とにかくスタンプラリーではないよ という点だけ
しっかり言っておきました。

でも またいつか日本に来るときは 必ずこの御朱印帳を持っておいでね と言って
渡しました。

写経を納め 寺社を巡るのは高徳があるものです という説明も
出来ませんでしたけどね。。

ともかくさらさらと あっという間に筆を滑らせる手元に魅入って
美しい と何度も言って喜んでくれました。


竹寺でお茶を頂くのも美味しいのですが
パブアニとともに、私も初めて行った 浄妙寺 もまた
素晴らしいお寺でした。





外からしか覗けませんでしたが
ここでお庭を眺めながらお抹茶を頂くのも良さそうです。




庭では猫が一匹日向ぼっこをしてました。


私がお寺好きになったのはタンゴに悩んだからでした。
もっと気持ちを落ち着けたい
もっと 心を無にして ただ音楽を感じリードを受けるには
どーしたらいいのか。。。

そこに悩んで悩んで 苦しんだところへ
お寺の静寂に出会ったのです。
どこが先だったか忘れてしまいましたが
お寺 座禅 写経 仏教 ヨーガ 呼吸 呼吸 呼吸 タンゴ。。。

私の中では ズルズルと いとも自然にリンクがなされていったように
思います。

そしてほんのわずか自分の中では解決されてきたようにも思いますが。。

ヨガでは相変わらず呼吸の仕方がうまく出来ません。
本当にこればっかりはなかなか上手になれないのです。

過呼吸なところがあり 練習しても胸が痛くなってしまったりするのです。
そーすると雑念でいっぱいになってしまうし。。。


ところが
最近 素晴らしいアプリに出会いました。
寄り添う般若心経


なんだか少し 世間は仏教ブームなのかもしれない ですね。
笑い飯の人も東大で講義したとか?




このアプリは 車椅子で生活されてる身体の不自由な方が
鼻でキーボードを押して書いた詩とともに
美しい写真が紹介されているものです。

が 私のお目当ては 詩や写真より 収録されている
般若心経の読経で この読経に合わせて呼吸をすると
実に気持ちがよく スーーーっと気持ちが晴れやかになることです。

なんてゆーか 脳にアルファ波がでてるだろーな って感じで。

読経は二種類あって
数人の坊さんで合唱されてるものと
一人の坊さんが読んでるものなのですが、

合唱は息継ぎの場所を交換してるので、 全体が絶え間なく
流れていて、もう本当に聞いてると気持ちがいいのです。
気持ちいい としか他にいいようがない。


一人の坊さんによる読経は 息継ぎの場所を自分も一緒に
合わせることで 呼吸の練習にちょうどいい感じです。

すっかり病みつきになっています。


この 般若心経呼吸法?を すればかなり健康にいいのではないかと
まじめにそう思います。



タンゴを踊る女性には 滝に打たれろ といつも
言って笑ってますが、 いやいや あながち冗談ではありませんぞな。

ふふふ。


色々話がそれました。

映画のブッダも楽しみです。