2016年4月4日月曜日

エネルギー問題について考える 2016 その2


どうも。

先日、座禅と瞑想は違いますか? と聞かれました。

私は専門家ではないので わからないのですけど、
個人的な考えとしては 同じ だと思っています。

そーよのー・・・数年、ピタッと座禅とか瞑想とかしなくなってた
時期があるのですけど、
ここ半年くらい また急激に復活して
また毎日 瞑想してます。

瞑想するとき、ちょっとこう、ダースベーダーのような
のどの奥から息を出すような音をだすのですけど、
それって たぶん座禅ではやらないかも なんですよね。
宗派によるのかな?

瞑想っても、必ずダースベーダーになるわけじゃないと思いますし
たぶん人によるのでしょうけどね。


それで、カミナンド。

私、カミナンドがあまりにも大好きなんです。


その昔、

まだ修行中だった頃、

とにかく一人でカミまくってたんですね。
  

     あの、うまく話せないとかじゃなくてですね。


それで、カミまくる方法として、8拍ずつ動くなかで

  1 - 2 - 3 - 4 - 5 - 6   で息を吐くんです。

  7 - 8 で息を吸う。

これを繰り返します。

筋肉を強くするための 一種の筋トレもかねてたんですけどね。
あの 腹筋の中心がですね、鍛えられるんです。
腹式呼吸で一定のリズムの中で動くとね。

それで、昔から痩せっぽっちでしたから
私の師匠は なんとかして私を強く頑強なダンサーに育てようと
思ってまして(笑)

トレーニングの方法は、一切の器具を使わず(スポーツクラブとかの)
呼吸と運動のバランスによって
しなやかであり、瞬発力のある、肉体づくりを目指ささせたんです。

野球選手とかは瞬発力のある固い筋肉だとしたら
マラソン選手が持久力のある 柔らかい筋肉で、
その両方を兼ね備えなさい、ってことですね。


それで、その呼吸法でカミまくってるとですね、

頭のなかが真っ白になって 気持よくなってくるんです。

完全に瞑想状態に入れてしまうんですね。


すごいたくさん稽古をして ヘロヘロに疲れても
最後にそのカミナンドを もう一度力を振り絞ってやるとですね、
疲れがなくなってしまうんですよ。

また元気に電車に乗って帰れて、ぐっすり眠れるんです。



そんな昔のことをまた思い出して、最近またその呼吸カミナンド法を
やってますけど、
その訓練をだいぶやったので、カミナンドすると しっかり意識しておかないと
あっという間に瞑想状態に入ってしまうのは
もう 癖みたいになってます。


ところで、座禅には座ってじっとしてるものばかりではなく、
歩く座禅 というのもあるのですよ。ご存知ですか?

経行(きんひん)といいます。

タンゴでは部屋を左回りするのがピスタの約束ですが、

お寺での経行は 堂内を右回りで歩きます。

座禅にも数息観といって、精神を落ち着かせるために
頭のなかで数をかぞえる という方法がありますが
カミナンドだと、まさに 音楽にともなうことで、自然と数息観もされてるというわけです。


この経行のことを知ったのは
私にそのカミナンドを徹底的にやらせた師匠の元を離れ、独立して
数年たってからです。

おお、師匠はこうして私の落ち着きのないバタバタした性格が
タンゴでの邪魔にならないように訓練させてくれてたのだなーと、
後になって知ったわけです。

それと、
ブエノスアイレスで タンゴ禅というものをされてるダンサーがいることも
知りました。

このお話は以前にも書いたことがあったかもしれませんが、

チャンさんというお名前なので中国の方なのでしょうかね?
ブエノスアイレスで長く活動されてるご様子です。

まさしく タンゴメディテーションということを謳ってるのです。


心地よいアブラッソで音楽を共有し、身体の中にリズムを感じ、
精神が穏やかになってくる・・・
素晴らしいですね。 タンゴって。

このタンゴ-ZEN おもしろそうだから いつかブエノス行った時は
寄ってみようと思いつつ
ずっと機会を逃し続けてます。


二人で踊る、二人のエネルギーを調和させるために
自分自身のエネルギーをニュートラルにする、

とても難しいようですが、 そのようであろうと意識することから
始まるのではないかと思うのです。
平らかな状態で相手と向かい合おう と心に決める といいますか  ね。

緊張してしまうのは仕方ないことですけど、
過度の緊張はやはりエネルギーバランスを崩します。

身体の動きに支障がでてくるわけです。


どんなダンスも力を抜くことがもっとも難しく、
しかし どんなダンスでも力を抜けるようになったとき
初めて踊る という感覚が身につくのだろうと思うのです。

ダンスとは意識の解放 です。


踊ることを儀式にしている民族は世界中にたくさんあります。

何日も何日も踊り続ける部族 とか。


あれは完全に力が抜けて、瞑想状態に入ってるから可能なのでしょうね。



マイケル・ジャクソンが晩年、踊ってたスリラーは
ほとんど神のようでした。

昔とまったく同じ振付をしているのに、力の入り方が
まるっきり違うのです。
バックダンサーの20代の男性達も同じ振りをしてるのに、
ぜんぜん違う。


ああ、ダンスって そーいうことなんだー、と
あの時もまたマイケルから教わりました。



ダンスって・・・

   スポーツじゃないんだもんね。

エネルギー問題を考えたとき、この一言に尽きるよね。


ふふん。



では、また。








0 件のコメント:

コメントを投稿