2012年7月23日月曜日

ムーブメントをつくれ!

ハビエルが日本に来て、一緒に電車に乗っているとき

「次は〜 六本木 六本木 です」 というアナウンスを聞き


「ロッポンギッ .....    トゥッ タ タ タッ 」と「音」に変換させて
いたことを思い出します。


外国語をよく覚える人というのは 耳がいい という話を聞いたことが
あります。

言葉 会話にも音程があって いわばメロディーがあって
それを耳で覚えてゆくとか ね。


タンゴは 私と音楽とあなた が三位一体となるあたりに
その素晴らしさがあります。

リードとフォローはテクニックだけでは未完成で、音を介在して相手と
伝え合って はじめて完成するものです。


相手への集中、
相手とのエネルギーを整える、
呼吸を感じ合う、
コネクションをキープする

これらのポイントがどんどん磨かれ、どんどん繊細さが増し、
どーんどん研ぎ澄まされていったとしたら どうでしょう?

少し乱暴な言い方になるかもしれませんが。。。音は無くとも
踊れるのかもしれません。


いえ、もちろん音楽を大事にすること、共有することは
もちろん大切なポイントであることは当然なのですが。。

「どうしてもこの音をとりたい!」という自我を通して
乱暴なリード、勝手なフォロー、をするのは ただの我が侭といいましょうか・・

こんな裏リズムとれちゃう俺ってオシャレ・・・とか?

あたし こんなアドルノできちゃう素敵 ・・・とか?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・(-。-;)




例えば 言葉 というメロディーがあればそれでも タンゴだ という動画を。

最初の1分間  完全に一体となったムーブメントです。



ただ、この動画ったら 途中で止まっちゃうんだもんな〜・・・
すごいストレス!! ちっっ



私がタンゴの好きな点のひとつは

集中 です。

集中が高まって相手と一体になる感覚

どこまでが自分で、どこからが相手なのかわからないほどの一体感


そのとき
一人ではおよそ出し得ない立体的なムーブメントが生まれるのかもしれません。

ペアダンスのペアダンスたる醍醐味ですね。



4月から始まった土曜日のセミグループレッスンは
完全な無音での練習です。

シンプルに自分の動き、相手の動きに集中して感じ取り
技術を向上させる

そーいうレッスンです。


結局最後は宣伝ですみません( ̄ー ̄; はは・・・











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