2012年6月4日月曜日

NO TANGO NO LIFE


先月誕生日を迎え・・


着々と人生折り返しを過ごしていますが。。。


やっぱりずっと元気なつもりでも 色々でてくるもんだな〜と
感じます。


20代の頃はすごくお酒が好きで、ブエノスアイレスに行けば
濃い赤ワインを飲むのが楽しみでした。肉と合うし。

ビールはお腹いっぱいになってしまうから昔からあんまし飲まないけど

それが30代半ばになった頃から、アルコールでアレルギーがでるようになり
飲まなくなったら、飲めなくなり、
もっぱら梅酒のロックを ほんの少しですけども

昨夜も ほんの たったひとくち飲んだシャンパンに(?たぶん・・・)
また 大当たりしてしまい、
唐突に体じゅうが痒くなって驚きました。


洗剤もだめです。
柔軟剤にも注意が必要。

揚げ物がきついです。

鏡を見れば老けてきたな〜とガッカリします。

怪我からの不自由もやけに最近気になります。


それでも、
ずっとこの20年変わらないのは ただ1つ。

タンゴを踊り続けている ということ。



この20年の中で、タンゴは私の人生そのものだということを
唐突に気づいてしまいました。 
本質的にタンゴが私の人生に必要なのだ ということを。


ふいに自分の中の長い時間の経過を体で感じ取ったとき

ここにタンゴがあって良かったな と思いました。


タンゴというものナシに、

アレルギーがでたり、
昔の怪我が痛んだり、
しわを気にしたり、
気にいってた服が似合わなくなったり、
コロッケは食べたくない と思ったり、

そーいうことを タンゴナシで受け止めてゆくのは
私という人間には少し難しかったのではないか、と そう思ったのです。


タンゴは人生を踊るものだから、


だから大人が踊らなきゃだめなんだ  ガキには踊れねー
ガキには人生がねー  とどっかで聞きました。

どっかの ブエノスの ミロンガで遊んでるじーさんが言ってたのだと思います。



私のタンゴもまだまだたくさんの経験をして
悩んで 苦しんで そして楽しくて 幸せで

そうして私の人生としてゆこう。


ふと そんなふうに思いました。

そんなふうに思ったのは

「ブエノスの人にとってはタンゴは日常なんですか?」と
聞かれたからなんですけどね。


日常の中にタンゴ。   いいですね。



No TANGO
No LiFE








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