2011年11月30日水曜日

冬の夜のタンゴ


おお
ここを開くのは久しぶりぞ。

昨日、超ギリギリ タイムリミットに間に合い・・・18:25完了 (;´Д`A ```
Part 1 を終えまして 晴れてここにいる幸せ・・・・
なんのこっちゃ。


昨夜は 久しぶりにプグリエーセをじっくり聞きました。
Osvaldo Pugliese です。
やはり名曲揃いですな。

なんかこう、夏に聴く感じじゃない気がするのです。
冬です。
プグリエーセは私の中では、冬の寒い日に、シンとして耳を澄ます感じが
似合うと思っています。



クラスを

レッスンを 質の高いことをしていきたいという欲求は
強く強くありますが

これがなかなか難しくてですね、

質が高いというのは 難しいという意味ではありませんね

ありませんが似ています。 似てしまいます。


生徒さん達の基礎力が しっかりついて
なおかつタンゴの背景や色々をお勉強してて
それで というのではないと うっかりすると おかしな方向にいって
しまうような危険ってたくさんあるだろうと思うのですよね。

特に、情感やタンゴ特有のセンチミエントの部分なんかですね、
妙に芝居がかったものになってしまったり
ドロ臭いだけになってしまったり
そーいう方向には いきたくないですね。

芝居がかったり
ドロ臭かったり  それなのに へたっぴ なんてーのが一番やばいわけですから(^▽^;)
やっぱり しっかりした技術を身につけつつ順序良く積み重ねが必要です。

その積み重ねのひとつが
リズムが正確であることと リズムをコントロールできること
だと思うのです。

リズムをコントロールすることは すなわちメロディーにもなると
思うのです。

そうして ただ気持ちよくなっちゃって ジャジャーンとか ググーーっとか
1人で盛り上がって踊ってしまうのではなく

正確にコントロールされた歌になる ことが必要なのではないか と。

こうしてミュージカリティと個性を生みだしてゆきたい と。


昨夜のカミナンドクラスはそんなことをしました。


ただやたらに「色っぽいアドルノを」とか
「感情を込めてアブラッソを」とか そんなん言う先生には
なるもんか と あらためて考えてみたりして。



それにしても
また今も ちょっとした「教材」を配布中ですし、クンパル生が
きちんとお勉強をしながら歩んでいるからこそ
昨夜のようなレッスンが出来ることは本当に講師冥利に尽きるというか
嬉しい限りです。


音だけですが

Osvaldo Pugliese  "Emancipacion"





美しい曲です。













0 件のコメント:

コメントを投稿