2009年6月17日水曜日

父とタンゴを

今日のレッスンには うちで長老と呼ばれてる Tちゃんが来てくれた。(←ちゃん づけ・・・)

父ノブオより 5つか6つくらい下の ご年齢であろうと思われるが

私は彼が大大大好きだ。




なにせ笑顔が素晴らしい。

屁理屈も素晴らしい。

はにかみ が素晴らしい。

茶目っ気が素晴らしい。






今日来たのはちょっと久し振りだったので、
「顔だしてくれっと嬉しいよ。 心配しちゃうからさー。おいでね」
と言ったら

ニヤリといつもの はにかみ をしていた。







タンゴの素晴らしい点だと思う。



自分の父ほどの年齢の人と タンゴを通してコミュニケーションをとれること

素晴らしいというか

ありがたい。



心から ありがたいことだと思う。





あまりにも 有難くって 涙がでそうになってしまった。

Tちゃんの踊りはすごく あったかい。

だから ますます涙がでそうになってしまった。



ずっと元気で踊っててね。

屁理屈いってもいいからさー。



踊ってくれてありがとう。  ありがとう。

2009年6月15日月曜日

クンパルTime's

毎月 クンパルTIMES というものを発行している。

今年に入ってから始めたことである。


クンパルでは毎月レギュラークラスに加え、テーマ別のワークショップを
行ったりしていて、そのお知らせプリントをつくっていたので
だったら ついでに っちゅーのもなんだけど

ここへ来るようになってくれた新しい方が
「クンパルってどーよ」ってことを少しでも知る手がかりになればいーかな と思い
先輩タンゲーロさん達の「声」を載せることにしたのである。


ベテランさんから初心者さんまで、ランダムに 

ちょうどいいタイミングで会った人とか だけど に 声をかけてる

写真を撮って ちょっとしたインタビューをしたりして

これが結構 毎回おもしろくて へーえ って感じ。

へーえ そうだったんだあー  そーいうふうにタンゴを楽しんでるんだあー 

へーえ そんなきっかけで始めたんだー とか ね。





今回のインタビューでも がっつり答えが返ってきて かなり楽しめた。


ちょっと一部紹介すると・・・



Q> タンゴを始めたきっかけは?

A> ペアダンスだからです。今年4月から何かダンスを始めようと思って、
候補としては、タップ、サルサ、タンゴの三択。

今までソロな踊りというか、ソロな人生というか、一匹狼系?だったんです。
まず自分ありきで、自由でいることを好んでました。

この延長線上ではタップを選択するはずなのですが、ペアーであるがゆえの制約、
制約の中での自由っていうところに興味を持ったんです。

仕事上でも、ある意味同じで、ペアダンスの世界です。
制約の中でいかに自由になるか?その命題と一致したんです。




こんなに真面目に答えてくれてるけど 実はちょっとしたジョークの前置きがこの前にあってね・・

まあ それは実際に見て楽しんでいただくとして・・・



ソロな人生  一匹狼系    


なるほど

私も ずっとソロな人生を歩んできたように思う。

一匹狼系です。

まったく このお答えにそのまんま共感できる。



ペアであるがゆえの制約、  制約の中での自由

私も ここにタンゴからたくさんの発見を見出した。




タンゴと出会わなかったら 完全に一人歩き好きな 変人のまま 突っ走っていたと思う。



ペアであるがゆえの制約 とは 他人と関わらばなければならない という当然の事実であり

が ゆえに面倒なこともあれば 我慢もあれば 


およそ 人間が持たずにいられない 醜い感情 嫉妬-不満-疑心 とも向き合わねばならない





制約の中での自由 とは  そういった面倒な面も知りつつ、見つつ、

ただの我がままにならない程度に 自身を解放してゆく術を知ること


私の場合はそんなふうに解釈して タンゴと付き合ってゆくことが出来た。



でも、基本的には自分の練習が好きで、たくさんの人と社交的に踊る というタイプでは
ない私なので、これまでに 「タンゴやめよっかな・・・」と思った危機は  当然  ある。



それでも、タンゴはことごとく
他人との距離のとり方、自分との向き合い方、相手を通して知り得ること を教えてくれた。




以前

「タンゴってさ、相手は自分の鏡だよ。    
相手がうまく踊れてなかったり ちょっと苦しそうだったりするのは
ゼッタイに自分のどっかにも 同じ問題がある。  そう思うな・・・・」

と話してくれた生徒さんがいて、私はこの言葉をずっと忘れられずにいる。





こんなの聞くと ああ 本当に一緒に踊ってくれるお相手のために
「健やかな自分」でいたいなあ と とても気持ちが素直になれるように思う。




この教室には 明らかに 一匹狼系 の人が多いと感じる。
呼んでるんだろか?

それだからこそ、うまい距離感をはかる「仲間」をつくる腕前にも長けた人が多いのだろう と
勝手に思ってる。







今号の「クンパルTIMES」もお楽しみにねー(。・ー・。)ノ

2009年6月4日木曜日

ラロイズム

先週の金曜日までで
ラロのミロンガが終了した。


これまで遊びに来て下さってた皆様
どうもありがとうございました。



ラロとは今まで毎週会ってて

いや 2週に一回は 週2回も会ってたので


5月に入ると あと〇回だね と数えるようになり

出来るだけ 一緒にご飯を食べて時間を惜しんだ。



私のつくる味噌汁を ミソスープ オイシイと言ってくれ

明太子を海苔で食べ

豆腐をちゃんと箸でつかみ
茶碗にご飯粒を残さないように食べるコツを教えてくれ と
言い出す始末である。


私がこれまで会ったアルゼンチン人の中でも
もっとも文化の違いを超えて親しくなった人だ。



今回は残念ながら お仕舞いにしたけれど

ラロには ちょっと申し訳ないことをしたかなぁ と思っている。



うちのファミリー

クンパルファミリー というのも まあ 結構 だいぶ結束がつよく
ちょっとした特徴があるだろうと思う。

クンパルイズム とでもいおうか




当然 ラロも ラロイズムを大いに発信しており
彼も彼のファミリーを本当に大事にしている。



私達が仲良く ひとつの遊び場をつくりだすことで
もう少し ふたつの ナンチャライズムが生み出されてゆけるのかな と
思っていたけれど

なかなか難しいことであった。
私達はただイタズラにラロイズムを曖昧なものに
してしまったのかもしれない と
反省しきりである。



ラロとはこれからも仲良くさせてもらって

いずれまた一緒に なんかイベントやろーね
と言って別れた。



そうそう。  ご飯を毎度ごちそうになることが
悪いと思うのか  いつも彼は コーヒーゼリーを
3つ買ってきてくれた。


以前 アルゼンチン人に 『義理』とか『恩』という
言葉を説明したっけ まあ ちーっとも伝わらなくて
なかなか理解はしてもらえなかったけれど


ああ ラロは 『悪いな~』とか『有難いな~』とか
そんなふうに思い、気を使ってくれたんだなぁ と思うと

なんとも本当に嬉しい気持ちになった。





とはいえ…

ラロには明日も会うことになってるし
来週も会うから

まだ 今までと変わらない感じだけど ね( ̄▽ ̄)